皆さんこんにちは!たなかです!
4月5日、吉永達成容疑者が逮捕されました。
容疑は高齢者から現金100万円をだまし取ったもので、いわゆる「受け子」だった吉永達成容疑者が逮捕されました。
その全容や吉永達成の写真等、いろいろと追跡してみました。
吉永達成容疑者の逮捕案件
吉永達成が逮捕されたのはいわゆる「受け子」の容疑です。
横須賀市にて80歳の女性から現金100万円を騙し取った疑いが持たれているのですが、驚くべきはその手法です。
偽の警官役が「おとり捜査だ」と高齢女性に電話をかけ、「相手は詐欺だけどおとり捜査のためにだまされた振りをして現金を渡してくれ。現金は必ず返す」と女性を説得。
80歳女性は受け子として現れた吉永達成容疑者に現金を渡したものの、お金が返ってこないことから不審に思い、警察に相談して逮捕となりました。
警察では「だまされた振りを依頼することはない」と注意を呼び掛けています。
調べに対し、吉永達成容疑者は彼女が欲しいからと始めたマッチングアプリで知り合った女性から受け子を紹介されたとのことで、受け子の成功報酬は1回につき2万円から4万円。これまでに80万円の報酬を得ていたとのこと。警察の調べに対して「身に覚えがありすぎてどの事件のことかわからない」「怪しいなとも思ったが、安定して給料がもらえるおいしい仕事だった」と供述しているということから、多くの余罪があることが伺えます。
吉永達成容疑者の画像や写真は?
吉永達成容疑者の画像や写真についてはニュースで報道されているので見かけた方も多いのではないでしょうか。
天然パーマなのか寝ぐせなのかは定かではありません。
眉毛に角度があることから手入れしているんでしょうか。だとすると、それなりに身なりに気を使っていたと思われますのでパーマですかね。
吉永達成容疑者は33歳とのことですが…。
受け子は犯罪
今更の話ですが、受け子は犯罪です。
画像:法務省・第2章 特殊詐欺事犯をめぐる情勢(https://www.moj.go.jp/content/001392370.pdf)
このように、法務省も調査を進めて詐欺の種類を分類しています。
受け子にもいろいろな形がありますが、一つ確実なことは「犯罪」である点です。
さらには受け子はまさに「とかげの尻尾切り」そのものです。
吉永達成容疑者は成功報酬で2万円から4万円受け取っていたとのことですが、逮捕容疑となった80歳の女性は100万円を騙されて搾取されました。
つまり、犯罪グループは90万円以上「中抜き」していることになります。
さらには逮捕されるリスクは指示役よりも実行犯役の方が断然高いです。
実際、今回も吉永達成容疑者は逮捕されましたが、マッチングアプリで吉永達成容疑者に受け子のバイトを持ちかけた女性は逮捕されていません。
指示を出していたであろう人間も逮捕されていません。
そして逮捕されたからといって、指示役や受け子を持ちかけた女性が何らかのフォローをしてくれる訳でもありません。
これらを冷静に考えたら、90%以上中抜きされ、かつ逮捕されるリスクがあるものが「割の良い仕事」なんでしょうかね…。
リスクなく簡単に稼げるなら赤の他人に紹介しない
情報商材にも言えることですが
- 「簡単に稼げます」
- 「リスクがありません」
- 「スキル不要です」
といった、耳障りの良い文言で募集されている「お金を稼げます」な情報は、基本的には有り得ないと考えてよいでしょう。
なぜなら、本当に誰でもリスクなく稼げるお仕事があれば、わざわざ赤の他人に紹介しません。
友人や知人、家族に紹介するんじゃないですかね?
わざわざ見ず知らずの赤の他人に声を掛けたり募集したりする必要なんてないはず。
さらには相手としても都合が良いんですよ。今回の事件もですが、結局逮捕されるのは「良い仕事がある」に釣られた相手だけ。
実際には指示役や組織の中枢の人間は逮捕されていません。もちろん警察としても事件を追っていますが、逮捕された順番からも分かるように受け子の方が断然逮捕リスクが高いんです。
近年、日本社会に対して「中抜きが激しい」と批判する声が多々聞かれますが、中抜きの割合からすると特殊詐欺の方が圧倒的です(苦笑)
今回の事件も100万円の詐欺で吉永達成容疑者が手にしたのは過去の事例から2万円から4万円。仮に4万円だとしても90%以上中抜きされているんですよね。
更には逮捕されてしまったんです。
そこら辺を冷静に考える必要がありそうです。
まとめ
吉永達成容疑者が受け子として逮捕されてしまったことは、情報商材業界にとっても決して対岸の火事ではありません。
むしろ情報商材でも個人情報収集が行われている形跡があり、うっかり登録しようものなら今回逮捕された吉永達成容疑者のように「割の良い仕事ありますよ」と声を掛けられるかもしれません。
このようなリスクを防ぐ意味でも、怪しい情報商材に手を出すのは控えましょう。