皆さんこんにちは!たなかです!
今回ご紹介する情報商材はこちら、「WORK ID」です。
何やら完全無料のツールのβテスターに当選したとのことで、指示通りに作業することで着実に資産を増やすことができるとアナウンスされています。
本当に資産を増やせるのであれば有能なツールですが、資産を増やすことはできません。
では実際WORK IDは何を指示してくるのか、その実態をレポートします。
WORK IDとは?概要をチェック
WORK IDの概要を把握すべく、まずはLP(ランディングページ)からチェックしてみるとしましょう。
最新ツールのβテスターに当選したと表示されていますが、そもそもテスターに応募した記憶はありません。
完全無料のツールにて、指示通りに作業することで着実に資産が増えるとのことで、パソコンかスマホで指示通りに作業すると、数日後に報酬が入金されるとのこと。
既に100万円以上稼いでいる先行モニターもいるとのこと。しかも出社の必要はなく、インターネット環境さえあればどこででも使用OKとのことですが、このツールの再募集の予定はないので、興味のある方はすぐに登録してくれとのこと。
何やら見覚えのある文言ですね…。
特定商取引法に基づく表記
WORK IDは誰が発信しているのかを調査すべく特定商取引法に基づく表記をチェックしようと思ったのですが、WORK IDには特定商取引法に基づく表記が用意されていませんでした。
誰が発信している情報か分からないだけではなく、特定商取引法違反です。
ただ、情報商材で特定商取引法に基づく表記が用意されていない場合、ほぼオプトインアフィリエイトなんですよね。
- ルール違反をしている業者
- オプトインアフィリエイトが疑われる
この時点でもはやWORK IDへの信頼性などありません。
WORK IDに登録してみた
既に怪しさが漂っているWORK IDですが、実際に登録してさらに調査を進めてみましょう。
LP最下部にある入力フォームにメールアドレスを入力し、「登録」を押すと次のページに移動しましたが、何やら見慣れたページでした。
この画像、よく見かけますね。
ちなみにこれまでの調査から、この文言が記載されている情報商材は100%オプトインアフィリエイトです。
他とは違う、自分たちは利用者に寄り添っているといった姿勢をアピールしたいんでしょう。
これもよく見かける文言・画像ですね。
こうして「WORK IDだけは違うよ」とアピールしているのでしょう。
これも見慣れたものですね。
独自開発とありますが、この文言を記載している情報商材のすべてがオプトインアフィリエイトです(笑)
とりあえずページ最下部にあるLINE登録を促すボタンをタップするとQRコードが表示されましたので読み込んでみたところ、下記のアカウントが表示されました。
まだ登録されていないアカウントですね。
早速友達登録してトークを覗いてみました。
これもよく見かけるものですね。
11:43分に届いているので次のトークは11:53ですかね。
ということで10分待機していると…
11:53に届きました。
もちろん画面の先で人間が10分待っているのではなく、登録後から10分後に2通目のトークが届くよう設定されているだけです。
ちなみに1個目のリンクはこちら。
そして2個目のリンクが下記です。
それぞれドメインの異なる情報商材なので、予想通り、WORK IDはオプトインアフィリエイトと考えて間違いないでしょう。
つまりは稼げる情報ではないということです。
WORK IDはオプトインアフィリエイト
予想通り、WORK IDはオプトインアフィリエイトでした。
そもそも、この画像や文言から使いまわしですよね(笑)
見たことのある雰囲気。
一字一句同じとは言いませんが、多くを使いまわしている、いわば「量産型オプトインアフィリエイト」ですね。
ただこの業者は悪質ですね。
それは「他とは違う」とアピールしているのに、他と同じくオプトインアフィリエイトを展開している点です。
そもそもですけど、登録から10分経過しましたけど、「独自ツール」とやらは配布されていません。
まさかLINEが「独自開発ツール」なんですかね?
それとも見えていないだけで既に独自開発ツールが稼働しているんですかね?
結局は登録したLINEに情報商材へのリンクが用意されているだけで、WORK IDのLPでアナウンスされていた「独自ツール」とやらは見かけません。
つまりは結局はただのオプトインアフィリエイトです。
オプトインアフィリエイトって本当にただ「右から左」じゃないですけど、テンプレートやマニュアルにそって情報を送るだけなんですよね(笑)
しかも自動ツールを活用して。
WORK IDだけではなく、登録からきっかり10分後にトークが送信されるのもツールのおかげです。
でなければ、下記の画像みたいにならないですよね。
これは調査アカウントです。
異なる情報商材たちから同じ日付に同じ文言が届いています。
これは厳密には画像なので同じ画像が送られてきていることになりますが、テンプレート・マニュアル通りってことですよね。
あるいは上記の情報商材がすべて同一団体によるものか。
上記もそうですね。
結局はこうして同じ情報元からの情報をツールで送信しているだけなんです。
そのシステムが「独自開発」したものなんですかね?(笑)
こうして消費者庁も、簡単に稼げるとの文言の情報商材に注意喚起しています。
上記はWORK IDへのものではありませんが、文言が似ていることに気付くんじゃないですかね?
こうした情報商材は要注意です。
WORK IDまとめ
結局は「よくあるオプトインアフィリエイト」「使いまわしの情報商材」でしかなかったWORK ID。
言うまでもなく稼げません。
調査レポートを見ていただければ、稼げる要素がどこにもないことに気付いていただけるのではないでしょうか。
むしろ個人情報を登録することで、振り込み詐欺等に巻き込まれるリスクが高まりますのでスルーしておきましょう。