皆さんこんにちは!たなかです!
今回ご紹介する情報商材はこちら、「UNITED」です。
投資アプリと記載されていますね。現金とAmazonギフト5万円ずつもらえるとのことですが、毎週最低15万円、誰でも稼げるとのこと。
ギフト券だけでもとても魅力的ですが、毎週それだけの利益を得られる点もなかなか魅力的ですね。
しかし毎週15万円はおろか1円も稼ぐことはできませんし、ギフト券をもらうこともできません。
そんな悪質情報商材、UNITEDの調査レポートをご紹介しましょう。
UNITEDとは?概要をチェック
まずはUNITEDの概要を把握すべく、LP(ランディングページ)からチェックしてみるとしましょう。
「本物の投資アプリ」と掲げているUNITEDは、毎週最低15万円、誰でも稼げると豪語しています。
速攻で爆発的に、安全に稼げる投資メソッドが1つになった「ユニットリンク」をついに解禁するとのこと。
…意味わからないと思うかもしれませんが、LPにそう記載されているんですよ(苦笑)
とにかくすごいってことをアピールしたいんですかね(苦笑)
圧倒的な経済的恩恵を目指したとのことで、タップさえ必要としない完全自動アプリとのこと。
利用者がすべきことはダウンロードのみ。
あとは毎週15万円がじどうで入金されるとのことで、2年間の運用試験で合計480人が毎週15万円を稼いだとのこと。
実際に入金されたとする画像も用意されています。
この画像を見せられただけではあんまり説得力を感じませんが…(苦笑)
一応口コミも掲載されていますね。
とりあえず、このシステムをダウンロードするためにはメールアドレス登録後、LINEに登録してくれとのことです。
特定商取引法に基づく表記
UNITEDには特定商取引法に基づく表記が用意されていますのでそちらもチェックしてみるとしましょう。
メールアドレスがGmailですし、電話番号も携帯電話。
特定商取引法に基づく表記を用意しているといっても、信頼性はないですね。
特定商取引法に基づく表記のルールを守ることと、そこに信頼性があるかは別問題ですし。
ちなみにこの塚原健太さんって方、他にもいろんな情報商材の代表として名前が出てきますね。
「塚原健太」で検索しても大学教授とかサッカー選手が出てくるんですけど、そこに「詐欺」って文言を加えると、いろいろと出てきます。
塚原健太氏が詐欺師だといいたいのではなく、あくまでも「詐欺」の言葉を加えると、こうして塚原健太氏がかかわっている情報商材が多々出てきますよという話です(笑)
ただ、こうしていろんな情報商材に関わっている時点で信頼性は無いですよね。
とりあえず住所も調べてみました。
オフィス街とかではなく、住宅地にあるマンションですね。
ということは、号室まで記載がないのは不誠実ですよね。
そもそもこの住所、コワーキングスペースですね。
画像:代々木のコワーキングスペース|BIZcomfort代々木(https://bizcomfort.jp/tokyo/yoyogi.html)
コワーキングスペースそのものは決して怪しいものではありません。
しかし、これでUNITEDが「信頼できるのか」という観点で考えると微妙ですよね。
ましてや塚原健太氏はいろんな情報商材に携わっているという点で、いわば「限りなくグレー」どころか、もはやブラックそのもの。
そんな塚原健太氏が手掛ける情報商材が、いつでも解約できるコワーキングスペースにて登記しているんです。
特定商取引法に基づくに記載されている携帯電話やフリーメールアドレス、さらにはコワーキングスペース。
これらに共通しているのは、いつでも逃げる(解約)できちゃうってことですね。
もしもUNITEDがおかしな情報商材だとして、抗議しよう・問い合わせようと思っても電話番号、メールアドレス、さらには住所。
すべて「現在使われておりません」の可能性もありますよね。
しかも簡単に解約したり、フリーメールアドレスならログインしなければよかったり。
元々情報商材にいろいろと携わっている人間という点に加えてこうした点から、信頼性は低いですよね。
UNITEDに登録してみた
既に怪しいと言わざるを得ないUNITEDですが、登録してみるとしましょう。
LP下部にあるメールアドレス入力フォームに入力して登録ボタンを押してみました。
すると…
リンク切れ。
都合が悪くなったんですかね…
とりあえず登録以外の方法で独自に調査してみたところ、どうやらプロダクトローンチと判断してよさそうです。
UNITEDはプロダクトローンチ
UNITEDはプロダクトローンチだと考えてよさそうです。
もはや登録できないので気を付ける必要はないかもしれませんが、いわゆる「よくあるパターン」そのもので、デモアプリでは利益が出るものの、それを引き出すためには手数料が必要になったり、本登録のためには費用が発生するものですね。
その費用も数十万円。
こういった情報商材には関わらないのが良いでしょう。
…登録できないので警戒する必要もないんですが(笑)
こういったプロダクトローンチが減らない理由として、やっぱり騙されてしまう人が多いんでしょうね。r
「動画だから」ということで、特に高齢者は「信じられる」と思ってしまうのでしょう。
動画が当たり前の世代からすれば「動画だから」といって説得力など感じないでしょう。
しかし高齢者にとっては動画、つまりは人が動いている映像は説得力があると感じてしまうものです。
しかし、動画ではあってもおかしいものはおかしいです。
画像:消費者庁・「真似っこビジネス」などとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起 (https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/pdf/consumer_policy_information_180706_0001.pdf)
これは消費者庁がUNITEDではなく、「真似っこビジネス」を調査した結果ですが、案外似ている部分があることに気付くんじゃないですかね?
出演者は役者が演じていること、動画の内容は虚偽、特典を受け取った登録者は存在しないこと。
これらを消費者庁が注意喚起してくれているんです。
繰り返しますが、これはUNITEDではなく他の情報商材のものです。
しかし、他の情報商材で行われていたことがUNITEDでも行われている可能性もありますよね。
ということで、動画だからと言って信じることはありません。
UNITEDまとめ
結局はプロダクトローンチでしかなかったUNITED。
登録したところで利益を得ることはできません。
もしかしたら登録できる状態が復活するかもしれませんが、それでもスルーしておきましょう。
1円とて利益を手にすることはできませんから。