皆さんこんにちは!田中です!
【続報】シフト(SHIFT)は詐欺?稼げる?概要や口コミ・評判を徹底チェック!
前回の調査にて競馬の自動売買であることが判明したSHIFT。
果たしてその後どうなっているのか、追跡レポートしてみました。
シフト(SHIFT)は健在!でも登録できず
前回調査は2022年11月でしたが、その後もSHIFTは健在です。
現在もLPが残っており、同じような文言にて利用者を募っています。
しかし前回同様、登録することはできませんでした。
つまり、新しく登録することはできません。
プロダクトローンチであることを考えると、初期段階で登録した人間だけを対象にしているのか、あるいはもう稼げないと見越して活動していないかのどちらかですかね。
SHIFTそのものの調査は前回同様、何も進めることができませんのでアドバイザーとされる川端理恵氏について追ってみました。
しかし、結局川端理恵氏に関してもSHIFT以外の情報が出てきません。
お名前で検索をかけてもSHIFTに関してのサイトばかり。
これらの経歴が真実であれば、これらに関しての何らかの情報が出てきても良いと思うんですよね。
でも出てくるのはSHIFTに関してのみ。
川端理恵は実在しない?
上の画像で「歴任」とあるのは過去のことかもしれません。
しかし、一般社団法人ソフトウェア協会・SAJに関しては役員を務めるとありますので現行進行形の可能性もあります。
ということで、一般社団法人ソフトウェア協会・SAJを覗いてみました。
もちろんこちらは公式ホームページもありますし、活動報告もしています。
画像:一般社団法人ソフトウェア協会・活動pickup 最新版(https://www.saj.or.jp/documents/about/csaj_activity_pickup/saj-activity-pickup_2207-2212.pdf)
ちなみにこの活動報告は2015年1月から用意されており、公式ホームページで確認できますが「川端理恵」の名称は一度も出てきていません。役員を務めているとありますが、本当なんですかね?
一般社団法人ソフトウェア協会って名前まで出して「嘘でした」ってかなり悪質というか大胆というか。
実は一般社団法人ソフトウェア協会は会員は誰でもなれるんですよ。会費を払うだけなので難易度もまったく高くありません。
ただ、LPには「会員」ではなく「役員」となりますから。
ということは、運営する側だと思うんですけど、過去8年に及ぶ活動報告の中に一切名前が出てこないんです。他の方はいろいろと出てくるにも関わらず。
本当に実在するんでしょうかね…。
今回ご紹介させていただく情報商材はこちら、「SHIFT」です。
3つの収入源から毎日自動的に3万円稼げるようになる「超即金アプリ」が無料で利用できるとのこと。
「100%」損をしないと断言しているこちらの情報が、果たして本当なのか、本当であれば何をして毎日3万円を稼ぐのか、調査してみました。
SHIFTとは?LPをチェック
まずはSHIFTのLP(ランディングページ)からチェックしてみるとしましょう。
「日本初」の3つの収入源にて、100%損をしないもので、完全自動で毎日最低3万円をゲットできる「超即金」アプリが無料で利用できるとのこと。
LPには動画が用意されており、そこで代表者が紹介されています。
川端理恵氏は大学を卒業後、民間勤務を経て行政の外部アドバイザーを歴任したとのことで、大手テレビ局にて特集を組まれたことがあるほどの人物のようです。
そんな信頼できる人物が参加しているとのことで、スキル、経験、知識が一切不要。
やるべきことは下記の3つだけとのことです。
- SHIFTアプリを無料ダウンロード
- ログインとパスワードの初期設定を済ませる
- 利益確定
むしろ3つ目は何もしていないので、実質的には2つですね。
この3つのSTEPは30秒でできるようで、完全自動、毎日最低3万円が利益になるようです。
テレビ番組出演経験、さらには講演会のオファーも続々ととのこと。
LPには「実績」なる画像が用意されています。
「トレード回数」とありますので、投資関連ですかね。
利用者894人全員が!との記載もあります。
とりあえずShiftをダウンロードしたければ登録してくれとのこと。
何をするのかなど、具体的な記載が一切ないので怪しいのか、信頼できるのかさえ分からないのが本音です。
特定商取引法に基づく表記
信頼できる業者なのかを判断すべく、特定商取引法に基づく表記をチェックしてみました。
会社名、住所、電話番号、メールアドレスすべて記載されているのですが、会社名に関してはどこかで見たことがあります。
一番上と一番下がアクシス合同会社の情報商材ですね。
携帯電話番号とフリーメールアドレスも信用性を損ねるものです。
それこそいつでも解約できてしまいますしね。
また、住所に関しても見覚えがあります。
なぜかいくつも同じ住所で登記されています。
よほど広いマンションなんですかね?
フロアが同じとかであればまだしも、号室まで同じなので怪しい匂いがしますね。
Shiftに登録してみた
信頼性の低い業者であることは何となくわかりましたが、実際に何をするのかをさらに調査すべく、実際にShiftに登録してみました。
LPにある入力フォームにメールアドレスを入力してみたところ、下記が出てきました。
リンクエラー。
エラーなのか、あるいは沈静化を図るために敢えてリンクを外しているのかは定かではありませんが登録ができない状態となっていました。
そこで独自に水面下で調査を進めてみたところ、98,000円の自動売買システムでした。
Shiftは98,000円のギャンブル自動売買ソフト
Shiftは98,000円バカラや競馬の予想を当てる自動売買ソフトでした。
動画を閲覧するまでは無料ですが、最後には「98,000円」とアナウンスされたソフトを勧められます。
もちろん強制ではありますが、最終的にはこのソフトを購入しなければ、LPにあったような毎日の利益は得られないようです。
とにかく怪しいと言わざるを得ない部分が多々あります。
特定商取引法に基づく表記で紹介した住所はもちろんですが、そもそも川端理恵氏という人物は本当にいるのかという疑問もあります。
なぜなら、名前で検索をかけてもSHIFTに関する記事しか出てこないのです。
本当に行政のアドバイザー的な存在であれば、名前を検索かければ何かしらの記事が出てくるものです。
しかし、外部アドバイザー、SAJにて川端理恵氏の名前はでてきません。
本当の経歴なのか怪しいのですが、まさにその省庁の一つである消費者庁がこのような啓発を行っています。
画像:消費者庁(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/pdf/consumer_policy_information_180706_0001.pdf)
これはSHIFTではなく、他の情報商材に関する調査ですが、興味深い結果となっています。
まず、住所はバーチャルオフィスで郵便物は他のビルに転送されていた点、さらには演者は架空の人物で動画や消費者は虚偽であること。
つまり、嘘で塗り固められた内容だということを消費者庁がアナウンスしているのです。
もちろんこの情報商材はSHIFTではありませんが、情報商材業界ではこのようなことが起きていますので、SHIFTとてこのような可能性は0ではないでしょう。
しかし、結局最終的には98,000円の自動ソフトの売買でしかなかったことを考えると、これまでの動画はいずれも虚偽の可能性が高いです。
つまり、魔に受ける必要のないことを意味しています。
SHIFTまとめ
結局SHIFTはギャンブルの自動売買でした。
数百円程度であれば可愛げがありますが、98,000円での販売には悪意しか感じません。
ということで、SHIFTはお金を稼ぎたい人が選ぶものではありません。相手をするだけ時間の無駄なのでスルーしましょう。