皆さんこんにちは!たなかです!
リッチバンク(RICH BANK)は、政治家・芸能人・富裕層が利用しているような「毎日3万円を運んできてくれる銀行」として紹介されています。しかし、運営はなぜこのような情報を不特定多数に公開しているのでしょう。そもそも現実離れした怪しい詐欺のようにも感じます。
そこで本記事では、リッチバンク(RICH BANK)が本当に稼げるのか、詐欺ではないのかを検証してみました。LINEでの案内内容や口コミ・評判についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
リッチバンク(RICH BANK)は危険な副業詐欺かも?
結論ですが、リッチバンク(RICH BANK)は危険な副業詐欺である可能性が高いです。
具体的な仕組みについてですが、「YouTubeなどの広告媒体→LP(ランディングページ)→LINEプロダクトローンチ→高額費用の請求」という流れが想定されます。
プロダクトローンチは利用者に対して徐々にサービス情報を公開していくことで購買意欲を高めていくようなマーケティング手法です。違法ではないものの悪用されることが多く、悪質なサービスでは最終的に高額なバックエンド商材が用意されていることがほとんどです。
明確に詐欺と断定できたわけではありませんが、LP(ランディングページ)やLINEでの案内を見る限り可能性が高いでしょう。毎日3万円をもらえるどころか金銭を騙し取られる可能性があるため、くれぐれもご注意ください。
リッチバンク(RICH BANK)の概要
リッチバンク(RICH BANK)の概要について、LP(ランディングページ)をチェックしてきましょう。怪しいポイントについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
リッチバンク(RICH BANK)はどこの銀行?
LP(ランディングページ)では、リッチバンク(RICH BANK)が銀行であるとして紹介されています。しかし、リッチバンク(RICH BANK)などという銀行はどこにも存在していません。
銀行として運営されていないのに「銀行」と名乗っているのはさすがにまずいですね。ただ毎日3万円を運ぶシステムということであればまだマシですが、これは完全に嘘をついていることになります。
そもそも毎日3万円が運ばれてくるというのもかなり疑わしい内容です。本当にそのような方法があれば、運営が独占的に儲けた方が良いはずですよね。不特定多数に公開するメリットはないので、誇大広告である可能性が高いです。
ビジネスモデルの記載がない
銀行と詐称しているのも問題ですが、ビジネスモデルがないことも怪しい要素の一つです。どのようにして3万円が運ばれてくるのか、なぜそのような大金が支払われるのかについての説明がまったくありません。
一般的な副業案内であれば、何をするとお金が発生するのか、誰がいくら払うのかなどがしっかりと明記されているはずです。明らかに不審なないようなので、信頼しないようにしましょう。
特商法の表記やプライバシーポリシーがない
リッチバンク(RICH BANK)には、特商法の表記やプライバシーポリシーが用意されていません。
【特定商取引法】
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。引用:特定商取引法ガイド
【プライバシーポリシー】
「プライバシーポリシー」とは、個人情報について、その収集や活用、管理、保護などに関する取り扱いの方針を明文化したものをいいます。すべてのウェブサイトに必要なものではありませんが、個人情報を収集するサイトの場合は、プライバシーポリシーの制定と明記が必要とされています。引用:日本広報協会Q&A
特商法の表記やプライバシーポリシーがないというのは、悪質なサービスによく見られる傾向です。金銭取引が発生するにもかかわらず、相手の連絡先、所在地、会社名などが全く明らかにされていないため、信頼性に欠けます。
このような運営者は、おそらく特定されることを避けるためにこれらの情報を公開しないのでしょう。トラブルが発生した場合、責任を回避しようとしてくる可能性があります。何かやましいことを隠している可能性が高いため、注意が必要です。
当然ながら返金やクーリングオフには応じてくれない恐れがあります。利用は控えておきましょう。
リッチバンク(RICH BANK)のLINE案内について
リッチバンク(RICH BANK)が真っ当なサービスではないことはすでに明らかですが、LINEでどのような案内がおこなわれているかもチェックしていきましょう。この手のサービスはLINEでも不審な案内をしていることが多いため、ぜひ参考にしてみてください。
上記画像が実際のLINE公式アカウントとなります。友だち追加してみると、すぐに案内が届き、一本の動画をみるように案内されました。主な内容は下記の通りです。
- 報酬が発生するステップ(受け取って眺めるだけ)
- 世界中のプロフェッショナルが使用している
- 抽選フォームへの案内
- 10名のみの抽選となっている
ここでも具体的なビジネスモデルについては公開されていません。報酬が発生するステップについては、「リッチバンク(RICH BANK)を受け取って収益を眺めるだけ」といういかにも不自然な内容となっています。
その後は抽選フォームへと誘導されますが、申し込みは控えておいた方が良いでしょう。LINEでの案内はプロダクトローンチのような形となっており、申し込みが完了すると高額なバックエンド商材へ誘導される恐れがあります。詐欺被害に合わないためにもご注意ください。
リッチバンク(RICH BANK)の口コミ・評判
リッチバンク(RICH BANK)の口コミ・評判について、SNSやネット上を調査してみました。すると、下記のような内容ばかりが目立っています。
- 詐欺の可能性が高い
- 運営者についての情報がない
- ほとんどの内容が嘘
上記の通りなので、やはり誰が利用しても儲かることはなさそうです。当然ながら「本当に毎日3万円が貰えた」というような口コミは一つも見受けられません。口コミ・評判から判断しても真っ当なものではないため、信頼しないようにしましょう。
まとめ
繰り返しですが、リッチバンク(RICH BANK)は危険性の高い副業詐欺の恐れがあります。少なくともお金を稼げることはなさそうなので、利用は推奨できません。下記のような特徴がみられることから、悪質な業者であると判断しました。
- 銀行ではないのに銀行と名乗っている
- LP(ランディングページ)には誇大広告ばかり
- 特商法の表記やプライバシーポリシーがない
- LINEでは内容の薄いプロダクトローンチを行っている
- 口コミや評判が悪いものばかり
上記の通りなので、まともなサービスではありません。もしLINEを追加してしまった方はブロックしておくことをおすすめします。抽選フォームへ申し込んでもすぐに詐欺被害にあうわけではなさそうですが、何かしら費用を請求されても応じないようにしましょう。最近この手のサービスは急増していますので、同様の案件にもお気をつけください。