皆さんこんにちは!田中です!
ハイパーキャッシュ(HYPER CASH)は、令和の最新副業として最近宣伝されているサービスです。しかしその内容はどこか怪しい匂いもあり、中には「詐欺なのでは?」と感じた方もいることでしょう。
そこで本記事では、ハイパーキャッシュの実態について、徹底検証してみました。実際に登録もして結果を確かめていますので、ぜひ参考にしてみてください。不審なポイントについても随時お伝えしていきます。
ハイパーキャッシュは悪質業者の可能性が高い
まず結論ですが、ハイパーキャッシュは悪質な業者によって運営されている可能性が高いです。断言できるわけではないものの、LP(ランディングページ)のつくりや特商法の表記を見る限り、まともなサービスではなさそうです。
なぜそのように言えるのかを紹介していきますので、チェックしてみてください。
ハイパーキャッシュの概要
ハイパーキャッシュの概要について、LPに記載されている内容を元に紹介していきます。また、不審なポイントについても合わせてお伝えします。
スマホ1台で不労所得が作れるのは本当?
ハイパーキャッシュには5つのポイントがあるとのことで、下記の通りです。
スマホ1台あればOK
知識・技術・経験一切不要
作業は1日15分のみ
不労所得が作れる
身バレ必要なし安心安全
もし本当なら魅力的ですが、どれも誇大広告によくある表現です。1日たったの15分で不労所得を作るというのはかなり難しいでしょう。ましてそれをスマホ1台で達成するというのは極めて困難です。
スマホだけでできる副業も世の中にはありますが、そもそもハイパーキャッシュではどのようなビジネスモデルで稼ぐのかの説明もありません。お金の出所や稼げる仕組みも知らないまま申し込みへ誘導するというのは、悪質なサービスのよくある特徴です。
かんり不透明で怪しい内容なので、あまり信頼しすぎないようにしましょう。
0円で始められるのは本当?
実際の申し込みをしてみたところ、料金はとくに発生しないようです。しかし、初心者でも簡単に儲かるような副業ノウハウをなぜ不特定多数に無料で教えているのでしょうか?
つまり、運営には0円で提供する何らかのメリットがあるということです。例えばよくある悪質な手法として、オプトインアフィリエイトなどがあります。現段階では金銭トラブルを招くような詐欺ではないものの、稼げるかどうかは微妙です。
特商法の表記を確認
上記画像は、ハイパーキャッシュの特商法の表記になります。
特商法の表記は真っ当なサービスかどうかを判断する一つの材料になるので、チェックしていきましょう。
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
記載内容に不備が多い
まず、ハイパーキャッシュの特商法の表記は、かなり不備が多い印象です。例えば、運営者名が「HYPER CASH運営事務局」となっています。特商法の表記のルールとしては、代表者名か会社名を記載する必要があるため、このような運営者名は認められません。
また所在地についての記載もないですね。これでは、どこの企業が運営しているのかいっさい分かりません。そもそも運営は特定されたくないがために記載しないようにしてる可能性すらあるでしょう。
電話番号も分からないため、万が一トラブルがあった際には逃げられる恐れもあります。このように不備が多い運営は高確率で悪質な業者なので、くれぐれもご注意ください。
オプトインアフィリエイトの可能性も
ハイパーキャッシュの特商法の表記には、「0円(メルマガ配信)」「広告を含むメールを配信します」などの記載があります。そのため、やはりハイパーキャッシュはオプトインアフィリエイトである可能性が高いでしょう。
オプトインアフィリエイトは、メルマガなどで他社の商材を紹介することで紹介報酬を得るビジネスのことです。違法ではないものの、悪用されることが多いビジネスです。もし仮にオプトインアフィリエイトだとしたら、LPに記載の内容は嘘ばかりとなります。
どちらにせよ信頼できるものではないため、利用することはおすすめできません。
ハイパーキャッシュのLINE公式アカウント
ハイパーキャッシュでは、メルマガの登録とLINE公式アカウントの追加を促されます。次の画像は、実際のLINE公式アカウントとなります。
友だち数がまだ少ないため、リリースされたばかりなのかもしれません。実際に追加してみましたが、トーク画面には何も送られてきませんでした。多くの公式LINEアカウントでは、追加と同時に案内メッセージが送信されるよう設定されているはずです。
現時点で何も送られてきていないということは、そもそもサービス体制が整っていないのかもしれないですね。それにも関わらずLPや広告を出しているのは少し微妙なところです。
ということで、実際どのような案内が行われているのかは不明でした。しかし、特商法の表記に記載があったようにハイパーキャッシュはオプトインアフィリエイトとして、LINE上で他社の広告を出そうとしている可能性が高いです。
そもそもLINE公式アカウントで第三者のサービスを紹介するのは規約違反なので、もし本当にアフィリエイト目的であれば完全にNGですね。
第18条(禁止行為)
当社の事前の承諾なくLINE公式アカウントを第三者のための広告媒体として使用する行為(第三者の商品、サービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝することを含みますが、これに限りません。)
ハイパーキャッシュの口コミ・評判
ハイパーキャッシュの口コミ・評判について調査してみましたが、実際に利用している人の口コミや評判はありませんでした。まだ友だち数が少なかったため、当然の結果ではあります。
ネット上にはいくつかハイパーキャッシュについて調査している記事もありますが、やはりどの記事でも「オプトインアフィリエイト」「虚偽の宣伝をしている」など、似たような意見が述べられていました。
誰が利用しても儲かる可能性は低いため、利用は控えておいた方が良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はハイパーキャッシュの実態について、徹底的に調査してみました。
繰り返しですが、ハイパーキャッシュの目的はオプトインアフィリエイトである可能性が高いです。法律上の表記に不備が多かったり、LPで誇大広告を用いているような業者なので、くれぐれもお気をつけください。
おそらくLINEでは他社のサービスを紹介してくるだけなので、もし追加したとしてもブロック等しておけば問題はありません。ただし紹介される副業案件はどれも怪しいものばかりである可能性が高いため、しっかりと調査することをおすすめします。