みなさんこんにちは!たなかです!
今回ご紹介する情報商材は「ヘットボウ(HEADBOW)」です。
スマートフォンがあればどこでも稼げるというものです。スマートフォンはもはや現代人にとって必需品です。高齢者を別とすれば、持っていない人を探す方が難しいアイテムですが、そんなスマートフォンさえあればどこでも稼げるとのことですが、残念ながらヘットボウ(HEADBOW)はおすすめできません。
なぜおすすめできないのか、調査レポートと共にご紹介しましょう。
ヘットボウ(HEADBOW)の概要
ヘットボウ(HEADBOW)の概要を把握すべく、まずはLP(ランディングページ)からチェックしてみるとしましょう。
1日30分で30万円稼げるとのことで、さらには登録者全員に数万円相当のプレゼントを送る企画まで開催しているとのこと。
無料での登録が可能で、忙しい主婦の方大歓迎で、年齢・職歴・経験も関係ないとのこと。
何やら耳障りの良い言葉が並んでいますが、具体的に何をするのかなどは記載がありませんでした。
ヘットボウ(HEADBOW)の特定商取引法に基づく表記
一体誰がヘットボウ(HEADBOW)を配信しているのか、特定商取引法に基づく表記で確認しようと思ったのですがヘットボウ(HEADBOW)には特定商取引法に基づく表記がありませんでした。
特定商取引法に基づく表記が無いということは、どこの誰が発信している情報なのか分からないだけではなく、ルール違反です。
特定商取引法に基づく表記とは、「法」という言葉が使用されていることからも分かるように法律です。
つまり、ヘットボウ(HEADBOW)は法律違反です。インターネット上での何らかのビジネスを行うのであれば特定商取引法に基づく表記は必須です。
こうなると、この段階で考えられるのはオプトインアフィリエイトです。
オプトインアフィリエイトは「教えているだけであってビジネスではない」の解釈で、特定商取引法に基づく表記を用意していない情報商材が多数あります。
いずれにせよ、特定商取引法に基づく表記を設置していないということで、信頼性のない情報ということになります。
ヘットボウ(HEADBOW)に登録してみた
さらに調査を進めるべく、ヘットボウ(HEADBOW)に登録してみました。
すると、広告の画像が用意されていました。それらにアクセスすると、ヘットボウ(HEADBOW)のLPとは異なる情報商材のLPばかり。
ということで、ヘットボウ(HEADBOW)はオプトインアフィリエイトです。
ヘットボウ(HEADBOW)の口コミ評判
ヘットボウ(HEADBOW)の口コミ評判をと思って調査してみましたが、残念ながら口コミ評判は辛口・ネガティブなものばかりでした。
それもそのはず、オプトインアフィリエイトであれば稼げません。
辛口の口コミばかりになるのも当然です。
ヘットボウ(HEADBOW)はオプトインアフィリエイト
ということで結局はオプトインアフィリエイトだったヘットボウ(HEADBOW)。
当然ですが、1円も稼ぐことはできません。
隙間時間で30万円稼げるとの触れ込みでしたが、残念ながら1円も稼げません。送られてくる情報をタップしても、異なるLINEアカウントへの登録を促される。そして送られてくるのは異なるLP。
この繰り返しであって、実際にお金を稼ぐことはできません。
一体この行為でヘットボウ(HEADBOW)側は何が得なのか。疑問に思う人もいるかもしれませんが、考えられるのは2つです。
まずはアフィリエイト報酬。登録してもらうことで得られる報酬を目的にしたものですが、情報商材のアフィリエイト報酬は高くても1件100円程度です。そのためにここまで頑張るとは考えにくいので、リスト取りでしょう。
リスト取りとは、メールアドレスやLINEアカウントの個人情報を収集し、リスト化して悪徳業者に売るというものです。
悪徳業者からすれば、情報商材で集めた個人情報は喉から手が出る程欲しい情報です。
なぜなら、情報商材の文言を信じてしまうリテラシーの人間の情報です。詐欺をする側にとっては絶好のターゲットなんです。
特に懸念されるのが闇バイトです。
闇バイトはSNSで募集されていると思うかもしれませんが、SMSで送られてくるケースもあるんです。
画像:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11259906671)
このように、SMSでも送られてくるんです。
オプトインアフィリエイトで送られてきた情報の中に、電話番号の登録を促されるものもあります。うっかり登録してしまおうものなら、このような闇バイトまがいの情報が送られてくることも十分に考えられるでしょう。
問題は、余裕のある時には「おかしな情報」だと判断できても、お金がない時や切羽詰まっている時に、ふと魔が差して登録してしまうこともあるということ。
さらにこの手の悪質な詐欺犯の手口は日に日に巧妙化しています。
一目で「明らかにおかしい」と判断できるものであれば良いでしょう。しかし、一目では判断できず、ついつい巻き込まれてしまう。そんなケースも十分に考えられます。
これがオプトインアフィリエイトの恐怖なんです。
画像:総務省・アルバイト応募が招いた犯罪への加担(https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/trouble/stop_trouble/)
画像:厚生労働省・SNSで実行犯を募集する手口による強盗や特殊詐
欺事案に関する緊急対策プランについて(https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/001078579.pdf)
このように、様々な省庁が闇バイトに関しての注意喚起や対策の啓蒙に力をいれています。裏を返せば、それだけ闇バイトの被害が看過できないものになっているということです。
まさかオプトインアフィリエイトから闇バイトに…といった油断もあるかもしれません。しかし、闇バイトに限らず、詐欺を企てる側の手法は日に日に巧妙化しています。
「たかがオプトインアフィリエイト」と思うかもしれませんが、自分自身の身を守るという観点からも、登録せずにスルーしておきましょう。
ヘットボウ(HEADBOW)まとめ
よくあるオプトインアフィリエイトだったヘットボウ(HEADBOW)。
しかし、オプトインアフィリエイトそのものは大きなリスクが潜んでいるものです。登録したところでLPに記載されているような利益を得ることができないどころか、大きな犯罪に巻き込まれるリスクもあります。
登録しなくとも何らデメリット・リスクがないことを考えると、ヘットボウ(HEADBOW)はスルー一択です。真に受けて登録しないよう気を付けましょう。