皆さんこんにちは!たなかです!
今回ご紹介する情報商材はこちら、「2億円のカンニングペーパー」です。何やら面白いネーミングの情報ですが、どうやら株式投資に関するもののようですね。
スマホ1つあれば隙間時間で1万円を1,000万円にできるとのこと。
しかし残念ながら、1,000万円にできる可能性もありますが減らしてしまう可能性もあるものでした。
果たして2億円のカンニングペーパーがどういったものなのか、調査レポートをご紹介します。
2億円のカンニングペーパーとは?概要をチェック
2億円のカンニングペーパーが何を謳っているのか、概要を把握するためにまずはLP(ランディングページ)からチェックしてみるとしましょう。
何やら株はスマホ1つあればスキマ時間でできると豪語。
確かにこの言葉に間違いはありませんが、貯金1万円を1,000万円にできると豪語しています。
実際に達成したのか、画像が用意されています。
twitterを意識した画像なんですかね。2億円以上の残高とする画面が表示されていますが、注目すべきは右下。
「個人の感想で効果を保証するものではありません」との文言。
逃げ口上なんでしょうけど、これがあるということは、このLPすべて信用市内でくださいとカミングアウトしているようなものですよね。
画面を読み進めていくと、どうやらこの男性は株を勉強したことはないものの、YouTubeで暴露されていたものをカンニングしただけとのこと。
ちなみに他にも真似たら大金を得た人がいるとのこと。
100万円の副収入が入ってきたとのことですが、こちらも画像の端っこに「個人の感想で効果を保証するものではありません」との文言がありますね。
既に削除されてしまったとのことですが、LPには2億円のカンニングペーパーとされる、株の新常識を特別公開しているとのこと。
それは株のカレンダーで、株のベストな売り時と買い時が一目瞭然だと。
カレンダーを活用すると、数千万円や数億円の利益も珍しくないとのことで、実際に利益を得たとする画像が掲載されています。
これが事実であれば凄いですよね。
なぜ公開したのかというと、年齢を理由に引退を考えているとのこと。遺言代わりに公開したくなったとのことですが、プロ投資家も欲しがる情報が詰まっているとのこと。
知りたければLINEに登録してくれとのことですね。
特定商取引法に基づく表記
2億円のカンニングペーパーは一体誰が発信している情報なのか、特定商取引法に基づく表記を確認してみようと思ったのですが、2億円のカンニングペーパーには特定商取引法に基づく表記がありませんでした。
いろいろと豪語していますが、誰が発信している情報なのか分からなければ、そこに説得力があるとは言い難いですよね。
むしろ投資の助言は金融庁からの認可が必要なんですが、その点は一切記載がありません。
そもそも論ですが、インターネット上でビジネスを展開するのであれば特定商取引法に基づく表記の設置はルールです。
つまり、2億円のカンニングペーパーには特定商取引法に基づく表記の未設置と金融庁への認可が見られない点、2点においてルール違反がみられる情報です。
果たして自分の資産を預けるうえで、信頼できるのかという話ですね。
2億円のカンニングペーパーに登録してみた
2億円のカンニングペーパーに用意されているリンクをタップすると、いずれもQRコードが表示されます。
早速読み込んでみたところ、下記のアカウントが表示されました。
これまで一度も出てきていない「西野ふみか」の文字。
主宰者なんでしょうか?とりあえず友達登録してトークを覗いてみました。
トークが用意されていませんでした。
これから送られてくるのか、あるいはもはや機能していないのかは定かではありませんが、その後トークは送られてきませんでした。
そこで独自に調査してみたのですが、2億円のカンニングペーパーに関する情報がとにかく少ないことが分かります。
さらに、西野ふみか氏に関しても情報がありませんでした。
とにかく情報が少ないですが、考えられるのはやはりバックエンド、プロダクトローンチでしょうね。
登録無料を謳っていますが、実際に無料で得られる情報は限られており、「もっと情報が欲しければ有料です」な体裁となっているものです。
そもそも論ですが、投資に関する情報を特定商取引法に基づく表記なしで行うのは、さすがにルール違反が過ぎます。
LPで使用されている画像も有名なイラスト屋のものですし、本当に投資でお金を稼いでいるんでしょうかね?
遺言代わりに公開したとの文言がありますが、遺言代わりにルール違反を犯してまで公開したかったってことなんですかね?
こうして冷静に考えれば考えるほど、おかしなことばかりなんですよね。
さらには投資に絶対はないんです。そのため、1万円を1000万円にできるかといわれたとき「絶対無理」とも断言できないんですよ。
特にこのLPでは期間が記載されていません。
つまり、数日で1,000倍にするのか、それとも何十年かけるのか。どちらなのかで難易度は大きく異なりますよね。
それこそ数十年単位で見れば、1万円で購入した銘柄が1,000万円になっている可能性もゼロではありません。
ただ、数日でとなればそれは不可能です。
いずれにせよ、LINEが送られてこない限りは何をしたい情報なのか、その具体性が見えてきません。
しかし冷静に考えたら、特定商取引法に基づく表記もなければ金融庁の認可も記載されていない、どこの誰が発信している情報なのか一切分からない情報が信頼できるのかという話ですよね。
ましてやしっかりと金融庁から認可を受け、法律に基づいて運営している投資助言サービスとて、勝率100%は有り得ないんです。それだけ投資は確実性のないものなんです。
だからこそ、せめて自分自身で納得できるサービスを利用すべきですが、特定商取引法に基づく表記もなければ金融庁への届け出もない、そんな業者の声を聴いて失敗した時「仕方ない」と受け入れられるのかという話ですね。
2億円のカンニングペーパーまとめ
いろいろと理屈を述べていますが、結局は「得体の知れない業者の情報」でしかなかった2億円のカンニングペーパー。
当然、おすすめはしません。登録したところで得られるメリットが一切見えてきませんので、スルーしておきましょう。
そもそも、LPに記載されているような莫大な利益を得ているのであれば、フリーサイトの画像は使用しないでしょう(笑)
遺言のために公開して、「法律違反だ」と突っ込まれるようなことしますかね?
冷静に考えれば考えるほど、おかしい点ばかり。そんな業者の情報を真に受ける必要はありません。スルーしとえきましょう。