皆さんこんにちは!田中です!
今回ご紹介する情報商材はこちら、「時給1万円プロジェクト」です。
時給1万円稼げるのであれば、副業どころか本業にしたいレベルですが、残念ながら時給1万円どころか、どれだけ頑張っても1円を稼ぐことさえ難しいものでした。
一体時給1万プロジェクトとは何なのか、その正体を調査したレポートをご紹介します。
時給1万プロジェクトとは?概要をチェック
まずは時給1万プロジェクトがどのようなものなのか、概要を把握すべくLP(ランディングページ)をチェックしてみましょう。
収益化まで完全レクチャーを先着120名限定募集とのこと。
必要なものはスマホだけで、未経験OKに加えてバレないとのこと。
収入までの流れとして、LINEに登録したら開始方法を確認して申し込み。
電話で適性を確認し、副業をスタートするとのことです。
ただし、20歳未満の参加は断っているとのこと。
とりあえず、LINEに登録してくれってことですね。
特定商取引法に基づく表記
時給1万プロジェクトには特定商取引法に基づく表記が用意されているのでチェックしてみました。
住所、電話番号、メールアドレス、会社名。
一応すべて揃っているのですが、実はこの住所、スマホ副業診断シュミュレーターと同じものですね。同じ業者の可能性もありますが、バーチャルオフィスなんですよ。
同じ住所どころか、同じフロアですもんね。
画像:Busico.銀座(https://www.busico.jp/ginza/)
リンクにあるように、住所での法人登記ができますよと。
転送もしますと。
つまり、別にここで本当にオフィスを構える必要はないよと。
だから特定商取引法に基づく表記に住所が記載されており、かつ実在する建物だから安心とはならないってことですね。
むしろお金が絡む以上、信頼性が大切なのに転送しているだけの可能性が高いんです。
信頼しろと言われても難しいですよね。
決してバーチャルオフィスを否定している訳ではありません。
そういったブランディングが必要なビジネスもあるかもしれません。例えば個人事業主とかであれば、それも大切かもしれませんが、時給1万プロジェクトのように、別に個人の力量に頼って何かをしているのではなく、情報を提供するってもので、バーチャルオフィスはどうなの?という話です。
仮にですが、効果がでなくて会社を訪れたところで時給1万プロジェクトの人間に会えないでしょうし。
それに、特定商取引法に基づく表記にはまだ多くの情報があります。
例えばこちら。
どうやらクレジットカードでの支払いが必要なようですね。さらには為替レートってことは、海外から提供しているんですかね?
ただし返金保証もあるとのこと。
LPではこんなこと、一切触れてないですよね。
ということは、これらの情報を踏まえると、結局お金を出して何かを指南してくれるってことなんでしょう。
時給1万円プロジェクトに登録してみた
特定商取引法に基づく表記を見て、怪しさが一気に爆発した時給1万円プロジェクトですが、とりあえず登録してみるとしましょう。
LPに用意されているリンクをタップするとQRコードが表示されたので読み込んでみたところ、下記が表示されました。
既に登録済みのものでした。
どのアカウントなのかといえばこちら。
これはさっき名前が出ましたが、副業診断シュミュレーターの調査時に登録されたものですね。
同じバーチャルオフィスの住所の情報商材だと思ったら、繋がりがあるってことなんですかね?(笑)
リンクをタップしてみると上記の画面が表示されました。
結局同じ業者による、何らかの販売指南ってことですかね。
時給1万プロジェクトは副業診断シュミュレーターと同じ
ということはで、時給1万プロジェクトは副業診断シュミュレーターと同じものだと考えてよさそうです。
ということは、これも販売しているってことでしょうね。
これはスマホ副業診断シミュレーターの特定商取引法に基づく表記に記載されているものですが、注目すべきは一番下。
「各種効率化ツール」とあります。
これを2,700円で販売していますが、時給1万プロジェクトの最終目標はこれを販売することですかね。
ただ、本当に素晴らしいツールを自社で製造しているのであれば、2,700円って価格は有り得ないんですよ(苦笑)
こんな安い値段でペイできるシステムなんてありませんので、おそらくインターネット上で無料で取得できるものを詰め合わせたものなんじゃないかなと。
それなら2,700円でも十分に黒字ですもんね(笑)
ただ、こういった内容よりも信頼できない点は、お互いにお互いの情報商材の名前が掲載されていない点なんですよね。
オプトインアフィリエイトでも多いじゃないですか。
同じドメインなのに一切名前を触れていないもの。
少し調べればわかることなのに、一切触れていないのって不自然ですよね。
LPで良い面をこれでもかとアピールしているんです。だったらLPで「多くの人が実践して成果を上げている」ってアピールしている情報商材をアピールした方が説得力も高まるんじゃないですかね?
「副業診断シュミュレーターで評判の我々が手掛けています」みたいな。
それをしないってことは、結局副業診断シュミュレーターそのものが名前を出したところで説得力にならないものだって、製作者サイドがカミングアウトしているようなものじゃないですか(笑)
画像:那珂市・「誰でも1日数万円稼げる」“副業マニュアル”のトラブルに注意!(https://www.city.naka.lg.jp/page/page008562.html)
画像:高知県・県民生活課(https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/141601/2021112200018.html)
このように、副業紹介に関してはいろいろと注意が出回っています。
そもそも論ですけど、副業って他人に紹介してもらうような難しいことではないと思うんですよね。
空いている時間、自分の方向性。
これさえ分かっていればできるんじゃないですかね?
インターネットだってその先には人間がいるんです。さらにはこれだけいろんな情報があるんです。
楽をして稼げる情報なんてそうそうないですよってことはもう分かっていただけたなjないですかね?
時給1万プロジェクトまとめ
結局、同じ目的を持った他の情報商材(副業シュミュレーター)と同じ情報商材でしかなかった時給1万プロジェクト。
2,700円のツールを販売されるっぽいですが、プロダクトローンチのような手法なので、さらに高額のツール等を勧められる可能性もありますね。
こういった可能性を踏まえると、散々名前を出した副業シュミュレーター共々、スルー推奨の情報ですね。